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訪問鍼灸マッサージ開業のメリットとデメリットとは?

訪問鍼灸マッサージは需要に対して供給が追い付いていない状態なので、鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師が独立開業するメリットはとても大きいです。

もちろんメリットだけではなくデメリットもあるので、僕自身の実体験を基に解説していきます!

今回お話する訪問鍼灸マッサージ開業のメリットとデメリットは、鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師を取得している人が1人で開業する場合の話です。
フランチャイズでの開業や無資格者がオーナーとなって開業する場合ではありません。

 

訪問鍼灸マッサージ開業のメリット

 

下記が訪問鍼灸マッサージ開業のメリットです。

・初期費用と固定費が安い

・全て自分で判断出来る

・年収1000万円も可能

・社会貢献度が大きい

・AIやロボットに代替されにくい

それぞれについて解説していきます。

初期費用と固定費が安い

ビジネスを始める上で、初期費用と固定費は大きなコストになります。

訪問鍼灸マッサージは立派な施術所を準備する必要がなく人件費も必要ないため、初期費用10万円と毎月の固定費10万円があれば十分です!

初期費用と固定費が安いことで売り上げが大きくなくても利益が残りやすくなります。

 

全て自分で判断出来る

これは訪問鍼灸マッサージ開業に限ったことではなく、自分1人で行うビジネス全てに共通します!

いつ休んでいつ働くのか?

どうやって集客するのか?

施術内容はどうするのか?

全て自分で判断するのは大変でもありますが、だからこそ大きなやりがいがあります。

 

年収1000万円も可能

以前、訪問鍼灸マッサージで開業すると年収はいくら?でも書きましたが、訪問鍼灸マッサージ開業は年収1000万円も可能です。

鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師の平均年収は370万円ぐらいですが、開業することで約3倍の年収になるかもしれません。

時間とお金をかけて取得した国家資格なので、それを有効活用する手段として訪問鍼灸マッサージは良い選択だと思います!

 

社会貢献度が大きい

日本全国で高齢化率が上がり介護が必要な高齢者が増えています。

老人ホームや病院ではなく自宅で過ごしたいと考えている方にとって、訪問鍼灸マッサージが貢献出来ることは大きいです。

訪問鍼灸マッサージを受けたくても受けられないという方を減らすためにも、開業する人が増えるのはとても素晴らしいことです!

 

AIやロボットに代替されにくい

AIやロボットに仕事が奪われるという話をよく耳にしますが、訪問鍼灸マッサージは代替されにくいと思います。

自動運転車で患者さんの自宅まで移動することはあるかもしれませんが、施術をAIやロボットが行えるようになるのはかなり先の未来になると予想出来ます。

少なくとも10年20年で代替されることはないので、すぐに仕事自体が無くなる心配はありません。

 

訪問鍼灸マッサージ開業のデメリット

 

訪問鍼灸マッサージ開業のデメリットは以下の通りです。

・病気や事故で働けなくなったら収入がゼロ

・年収1500万円以上は難しい

・施術以外の仕事も全て行う

それぞれについて解説していきます!

病気や事故で働けなくなったら収入がゼロ

当たり前ですが患者さんの施術をしないと収入はゼロになりますよね。

長期間の入院が必要な病気になったり、車移動中に事故で骨折したりしたら働けなくなっていまいます。

会社や治療院に雇われている場合は傷病手当や失業手当がありますが、個人開業では傷病手当も失業手当も出ないのは大きなリスクです!

 

年収1500万円以上は難しい

メリットのところで年収1000万円も可能というお話をしましたが、年収1500万円以上はほぼ不可能です!

休みを取らずに働いたとしても施術出来る患者さんの人数には限界があります。

個人開業の場合、多く見積もっても年収1500万円が限界でしょう。

訪問鍼灸マッサージでもっと稼ぎたいと思うのなら、鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師を雇ったり業務委託をしたりして組織化する必要があります。

 

施術以外の仕事も全て行う

会社や治療院に雇われている場合は施術とレセプトだけ行うことが多いと思います。

個人開業の場合は

・集客

・営業

・事務作業

・お金の管理

上記の仕事も全て1人行う必要があります!

全て自分で判断できるというメリットがある一方、全ての仕事を1人で行わないといけないというデメリットがあることは覚えておきましょう。

 

まとめ

 

〇訪問鍼灸マッサージ開業のメリット

・初期費用と固定費が安い

・全て自分で判断出来る

・年収1000万円も可能

・社会貢献度が大きい

・AIやロボットに代替されにくい

 

〇訪問鍼灸マッサージ開業のデメリット

・病気や事故で働けなくなったら収入がゼロ

・年収1500万円以上は難しい

・施術以外の仕事も全て行う

上記が訪問鍼灸マッサージ開業のメリットとデメリットです!

個人的にはメリットに対してデメリットが小さいと思いますが、どのように感じるのかは人それぞれだと思います。

どんなビジネスでも一定のリスクを背負わないとそれに見合ったリターンはありません!

訪問鍼灸マッサージの開業は、鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師の資格を活かして効率よく稼げる方法です。

失敗したとしても自己破産するようなことは無いので、やる気のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?