訪問鍼灸や訪問マッサージを開業する際に、自分の力で開業するのかフランチャイズとして開業するのか迷う方も多いと思います。
個人での開業とフランチャイズ開業それぞれにメリットとデメリットがありますが、鍼灸師かあん摩マッサージ指圧師の資格を取得しているのであればフランチャイズはおすすめできません!
どうしてフランチャイズ開業がおすすめ出来ないのかを詳しく解説していきます。
Contents
フランチャイズ開業を勧めない5つの理由
・初期費用が高い
・ロイヤリティがきつい
・そもそも個人開業は難しくない
・自由度が低い
・有資格者との相性が悪い
上記が訪問鍼灸マッサージのフランチャイズ開業を勧めない5つの理由です。
それぞれについて解説していきます!
初期費用が高い
どの会社とフランチャイズ契約をするのかによって金額は変わりますが、初期費用として100万円から300万円ほど必要になります!
フランチャイズではなく自分1人で個人開業した場合は10万円もあれば開業出来るので、リスクを抑えながら開業することが出来ます。
ロイヤリティがきつい
ロイヤリティというのは、毎月の売上から一定のパーセンテージを本部に渡すということです。
5%から10%ぐらいの会社が多いようです。
仮にロイヤリティが10%の会社と契約して月100万円の売上だったとすると、月10万円がロイヤリティとして消えていきます。
そもそも個人開業は難しくない
開業手続きや集客方法が分からないからフランチャイズ契約をして教えてもらおうと考えるのかもしれません。
ですが、開業手続きはネットで調べれば出てきますし集客方法だってフランチャイズ契約しなくても学ぶことは可能です!
分からないから分かる人に頼るというのは間違いではありませんが、個人開業でわざわざフランチャイズ契約をするメリットは少ないです。
自由度が低い
フランチャイズ契約の代表格はコンビニですが、コンビニはどの店舗に行っても内装や品揃えがほとんど同じですよね。
訪問鍼灸マッサージのフランチャイズ開業もコンビニと同じで、自分の好き勝手にやり方を変えられるわけではなく本部の指導を受けながら経営することになります。
もちろんそれがメリットにもなるのですが、既に資格を持っているのなら自由度が高い方法をおすすめします!
有資格者との相性が悪い
先ほどの内容と少し被りますが、そもそもフランチャイズ開業は有資格者との相性が悪いです。
有資格者であれば初期費用と固定費を最小限に抑えて開業出来ることが大きなメリットですが、フランチャイズ開業は個人開業のメリットを丸ごと潰してしまいます!
経費を抑えて売上をアップさせることがビジネスの基本ですが、わざわざビジネスの基本を無視してまでフランチャイズ開業をする必要は無いと思います。
【例外】フランチャイズ開業をおすすめ出来る場合
・無資格者でオーナーとして経営する
・多店舗展開のノウハウを知りたい
上記の場合はフランチャイズ開業も有りだと思います。
無資格者でオーナーとして経営する
鍼灸師やあん摩マッサージ指圧師の資格を持っていなくてオーナーとして経営する場合は、フランチャイズ契約をしてサポートを受けるのも有りだと思います。
施術者確保や患者獲得を全て1人で行うのは難易度が高いと思うので、実績のある会社にサポートしてもらうメリットは大きいです!
もちろん無資格者でもフランチャイズ契約をせずに事業を伸ばすことは可能なので、必ずしもフランチャイズ契約しなければいけないわけではありません。
多店舗展開のノウハウを知りたい
フランチャイズ契約をすることで本部から多店舗展開のノウハウを教わることも出来ます。
多店舗展開で成功するには個人開業とは違うノウハウが必要になります。
僕自身は多店舗展開をする予定はありませんが、将来的にいくつも院を経営したいのならフランチャイズでノウハウを教わるのも有りだと思います!
まとめ
・初期費用が高い
・ロイヤリティがきつい
・そもそも個人開業は難しくない
・自由度が低い
・有資格者との相性が悪い
上記が訪問鍼灸マッサージのフランチャイズ開業を勧めない5つの理由です。
もちろん僕の個人的な意見ではありますが、資格を持っているのならフランチャイズ開業するメリットは小さいです。
フランチャイズを選択肢の1つとして考えるのは良いですが、自分の力で開業するというのも必ず選択肢に入れるようにしてくださいね!