訪問鍼灸マッサージに携わる方にとって訪問鍼灸マッサージの将来性はとても気になるところだと思います。
今回の記事では訪問鍼灸マッサージで独立開業した僕自身の考えをお話していきます。
未来を完璧に予測することは難しいですが、ただ目の前の仕事を頑張れば良い時代は終わったので一緒に考えてみましょう!
Contents
訪問鍼灸マッサージの将来性は?
訪問鍼灸マッサージは医療保険を利用出来るのが最大のメリットだと思いますが、医療保険のルール変更や社会の変化に影響される可能性があります。
【2025年】大きな変化は無い
療養費の算定基準変更によって施術費や往療費の微増や微減はあると思いますが、大きな変化は無いと思います。
もちろんただの予測ですが、わずか数年で訪問鍼灸マッサージの保険請求が出来なくなる可能性は極めて低いです。
【2030年】保険制度が変わるかもしれない
2030年は高齢化率が30%を超えると予測されています。
高齢化率30%ということは10人に3人が高齢者になるということです。
高齢化率が高まることで社会保障費の財源である保険料が徴収しにくくなるため、国としては支出を抑えるための施策をしなければいけません。
鍼灸マッサージの療養費は社会保障費全体の0.1%程度のためインパクトは大きくありません。
ですが、独立開業するまでに現場で数年間働かないといけないとか、施術管理者になるためのハードルを上げるというように保険制度が変わる可能性はあります。
【2040年】保険適応が出来なくなる?
2040年は高齢化率が35%を超えると予測されています。
そして2040年度の社会保障費は2018年度の約1.5倍になるという予測もあります。
日本全体では人口が減少しているのにも関わらず、社会保障費がものすごい勢いで伸びていますよね!
社会保障費を削減するためには医療保険や介護保険の自己負担割合を増やしたり、保険を使える業種を減らしたりするしかありません。
20年も先のことを正確に予測することは出来ませんが、訪問鍼灸マッサージが保険適応出来なくなってもおかしくないですよね。
保険適応が出来なくなったらどうすれば良いのか?
訪問鍼灸マッサージは保険適応が出来ることが大きなメリットです。
保険適応が出来なくなってからも訪問鍼灸マッサージだけで稼ぐのは難しいですよね?
保険適応が出来なくなったときの対策を考えてみましょう!
自費施術も積極的に行う
訪問鍼灸マッサージで開業しているということは自費施術を行うことも出来ますよね!
売上の100%が保険施術だと保険適応出来なくなったときのダメージが大きいですが、自費施術が売上の一部を担っているのであればダメージを軽減出来ます。
他の事業に挑戦する
訪問鍼灸マッサージで開業すると9時から18時ぐらいが勤務時間になると思います。
始発から終電まで仕事をするような状態で他の事業に挑戦するのは不可能ですが、訪問鍼灸マッサージの場合ある程度時間に余裕があります。
ブログ・YouTube・転売などの副業であれば自宅に帰ってから取り組めますよね!
僕がブログを書いている理由の1つも保険施術に依存しないためです。
まとめ
・【2025年】大きな変化は無い
・【2030年】保険制度が変わるかもしれない
・【2040年】保険適応が出来なくなる?
上記が訪問鍼灸マッサージの未来予測です!
需要が伸び続けている分野なので、数年で保険施術が出来なくなるようなことは無いと思いますが、将来的には保険適応が出来なくなるかもしれません。
あなたが鍼灸師かあん摩マッサージ指圧師なのであれば訪問鍼灸マッサージで開業することを強くおすすめしますが、1つの仕事で一生食っていこうと考えるのは危険です!
時代の変化に合わせられる柔軟性を身に付けておきましょう!